会社概要
トップメッセージ
専務取締役 早坂健一
私たちは株式会社早坂園芸、株式会社ハヤサカの2社体制で「生産」「流通」「加工」「販売」を一貫体制で行っています。当社の企業理念は地域社会・国際社会に貢献すること。また販売の中で直接お客様と会話をすることを大切にし、社会のニーズをいち早く察知し、安全・安心な商品を提供すること。さらには社員教育にも力を注ぎ、社会に貢献できる人材を輩出し、また全国で活躍できるスペシャリストの育成を目指しています。
花や野菜を通して地域貢献
当社では自ら生産・販売する傍ら、地元でこだわりをもって花や野菜を生産している方々からそれらを購入し、当社の充実した流通網を通して、関東の主要都市や各地に配送し販売、地元に利益還元する「つなぎ」の役割も担っています。
また跡継ぎ問題等様々な理由で農地を手放す方が増えている中、当社はそういった土地をお預かり、もしくは購入することで今まで生きていた土地を継続して有効利用しています。お陰さまで、すでに当社の農地は約3万坪を所有するまでになりました。今後も地域のためを考えるとさらに増えていくことでしょう。こうした取り組みで、地元の農業の発展に寄与できればと考えています。
それに伴って、スタッフも今以上に必要となります。地元から多くの方を雇用しながら、さらには日本全体、ひいては世界各国に求めるまでになっています。
また、地元で廃校が決まった学校や倒産したホテルの処分に困っている地域のために、それらを購入し当社の寮や施設に充足しています。一方では子どもたちに花の良さを伝えるために「花育」を実践しています。10校以上の小学校に花を寄贈し学校に生けてもらったり、学校単位で子どもたちに当農場での体験を行ってもらったり等、「花を通して優しさや美しさを感じる人」になってもらえるよう、サポートしています。このように農業とは違った領域での地域貢献も行っており、当社のみならず、地域社会をはじめ、多くの農業従事者が幸福になるよう努力していきます。
国内にとどまらず国際貢献も視野に
当社はレースフラワーのダウカスボルドーを海外13カ国に輸出するなど、世界をマーケットに展開しています。ただ輸出するだけでなく、世界に早坂の花を供給することで“花の文化”を定着させ、平和な世界を築きたいと考えています。
いま当社独自の農法を知り、当社で働きたいと応募される方が増えています。これは国内のみならず海外からの若者が多いのも特徴のひとつ。我々は、やる気のある外国人を積極的に雇用し、農業スペシャリストとして育成しています。そして、彼らが母国に戻った後も、母国の農業発展のために貢献していただけることを望んでいます。
またカンボジアに小学校を建設する協力もさせていただくなど、様々な国際貢献に力を注いでいます。
当社に関わるすべての方と一蓮托生
昨今、当社では生花の鮮度を維持するために流通経路をシンプルに編成し直し、直送を行うことにより短納期でお客様に届けることが可能となりました。また品質管理にも注力し、当社の商品のブランド化を図り、確固たる信頼を得るように頑張っています。特に人と人とのつながり、ご縁を大切にし、感謝を忘れず、一緒に成長していくことを目標に、農業スペシャリストの育成、さらには人を育てられる人材の育成を視野に置き、世界を舞台に大きく羽ばたきたいと考えています。当社の考え方に共鳴される方に是非ご協力いただき、我々の仕事を温かい目で見守っていただきたいと願っています。